政治はどこに顔を向けてきたか[マドモアゼル・愛]
西側の政治が顔を向けて来た相手は、世界の政治の上層を支配するエリートたちの方でした。
そのエリートたちは、民衆から奪い取る方法に長け、戦争や金融や経済、さらに通貨発行権を使って、そのほとんどを奪い取ることに成功してきました。
民主主義という名目とメディアの働きによって、政治がどこに顔を向けているかを隠し通してきたこの100年でもあったわけです。
試しに戦前の日本の新聞やドイツの新聞などを見れば、きっとこれまでと異なる世界に対する視点が見つかることでしょう。
しかしトランプ氏の出現により、こうしたこれまでの世界の構造が白日の下にさらされつつあります。
悲惨の極みとなっているウクライナとロシアの戦争ですが、これを止めさせる必要があり、トランプ氏が和平案を出しているわけですが、まだ戦争を続けるとの力が、欧州にもさらに日本にも残っています。決着がつかない戦争がさらに発展すれば、今度は日本をも巻き込む悲惨な形の戦争になっていくでしょう。
もしこのまま戦争を長引かせれば、欧州も日本も貧しい国になり二度と立ち直れないまでのダメージを受けるかもしれません。何より、不毛の死の連続を断ち切る時のはずなのです。
いや、このままロシアに勝たせるわけにはいかない、、、という気持ちもあるでしょうけど、それは当事者が、実際に戦っている人が決めるべきことです。ウクライナの青年の誰一人、戦争などに行きたくないのに、とっつかまれて前線に送られている現状があるわけです。当事者は誰ひとり戦争などしたくないのです。
当事者が一番戦争を憎んでいるのです。それをこちらサイドのメンツで、トランプが嫌いだとかのレベルで語っては、いけない時だと思うのですが。
とくに日本のお金で戦争が続けられるようなことがあるなら、こんなに日本人として恥ずかしいことはありません。しかもそれは本当に日本人の思いでしょうか。それすらも不明です。
大岡越前の名裁判が有名です。一人の子を自分こそが本当の母だという二人に、子の手を引っ張らせ、先に手を離した方を本当の母とするという名裁判。実際の話しかどうかはわかりませんが、力づくでは子がかわいそうとの情がわいた方が本当の母であるとの判定。
終戦間際に一億層玉砕を叫んだ軍人もいましたが、それは違うだろうという思いの方が、本当の愛国であったのではないか、ということでもあります。
ここは面白くない人も悔しい思いの人もいることはわかりますが、戦争を終わらせることに一致団結するのが人の道ではないかと思う次第です。
そのような日本政府になっていただけるなら、政府に対する信頼も増すことになるでしょう。
#オルバン首相#400万円支給#戦争に金出すな
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